海外で働く方法

中国で就職する為の転職活動の進め方、各種情報について

投稿日:2017年1月6日 更新日:

海外の就職先の中でも、中国は選択肢の筆頭に挙げられることも少なくありません。中国は市場規模が多く、数多くの日系企業も進出していますので、求人も多く就職するチャンスが大きいのが特徴です。

また、日本からの距離が近いので、北京や上海など比較的海に近いところにある都市は、数時間の移動で到着することができます。同じアジアの国として、これからさらに成長を期待することができる、中国について詳しくご紹介します。

 

中国の基本情報

一人あたりのGDPはそれほど高くありませんが、国全体のGDPで言うと、中国は日本を抜いて現在世界第2位となっています。このことから、成長著しい国であることが分かります。

しかし、近年ではチャイナリスク回避の風向きで、【チャイナプラスワン】と呼ばれるように製造業を中心に、中国からASEANへ生産拠点を移している会社が多いです。

とはいえ、まだまだ中国、特に華南と呼ばれる南の地域は世界の工場として発展し続けています。船のコンテナ輸送量も、過去一位だった香港港を追い抜いて、中国の主要な港は貨物取扱量をどんどん増やしています。

 

ひとくちに中国と言っても・・・

国土に関しても、アジアで最も大きく広大な国土を有しています。陸地の面積は世界第2位で、総面積は計測方法によって、世界第3位または世界第4位です。

広大な国土故に、地形も様々で平地から砂漠、山脈に至るまでありとあらゆる地形があります。

 

流通している通貨は人民元で、中国の世界経済への影響力の増加と同時に、重要な通過になっています。世界第2位の経済規模になったころから、中国では人民元建決済を広げる動きを見せています。これからさらに、人民元は影響力の強い通貨になることが予想されます。

街中では、偽札に注意しましょう。普通につかまされます。

 

実は見所がいっぱいの国

非常に歴史のある国ですので、観光地としての魅力もたくさんあります。歴史的な建造物の万里の長城などもあり、上海や北京ではショッピングなども楽しむことができます。

料理が美味しいのも特徴で「上海料理」「北京料理」「広東料理」「四川料理」という四代中国料理が有名です。料理は地域によって特色が違い、料理を楽しむことができるのも中国の良さです。

個人的には四川料理が大好きです。トウガラシと山椒とニンニクがこれでもかっ!!と入っていてパンチがありますよね。香港は広東料理をベースとしたかなりあっさり味が多い為、刺激を求めて四川料理屋へ今日もふらふらと・・・

 

中国の気温や地理

広大な国土を有する中国は、地域によって気候や気温は全く違います。気候に関しては、寒冷から熱帯まで様々です。

中国の中心的な商業都市である上海は、亜熱帯海洋性モンスーン気候です。日本の都道府県で言えば、鹿児島と同じ程度の緯度になります。

しかし、シベリア方面から北風が吹きますので、東京都同じ程度まで気温が冷え込みます。雪が降ることはほとんどありませんが、数日間降ることがあります。日本と良く似た気温ですので、服装は同じで構いません。

首都である北京は、温湿帯半湿潤大陸性季節風気候です。夏はムシムシと多湿になり、冬になると上海と同じく冷たく乾いた風が吹きます。

1月の平均温度はマイナス7度からマイナス4度、夏の平均温度は25度から26度なので、一年を通して見ると非常に温度差があります。

内陸部の中心的な都市である成都は、亜熱帯湿潤季節風気候です。内陸部は寒冷なイメージがありますが、成都は温暖な気候です。

冬の期間が短く、雪もほとんど降りません。武漢や南京は、夏になると猛暑で悩まされますが、成都は暑くなりすぎることはありません。1月の平均温度は10度ほどで、7月の平均温度は30度です。比較的過ごしやすい都市と言えるでしょう。

広州や深圳は、かなり南の位置にある為、ASEANの亜熱帯と同様に高温多湿で夏はかなり過ごしにくいです。香港と似たような気候ですね。

 

中国の物価

中国は先進国とは言えないところがあり、人口が多いこともあって地域によってかなりの格差があります。物価に関しても、地域によって非常に幅広くなっています。

上海のようは中心的な都市になると、物価は高目になります。例えば飲料水一つを見てみると、国産品と輸入品によってかなりの差があります。国産品は数十円で購入することができますが、輸入品の飲料水は数百円必要になることも珍しくありません。

ただし、地方に行くと生活水準が下がるため、それに合わせた物価になりかなり安くなります。また、地方に行くと輸入品を購入することができないので、ほとんど国産品になります。

交通費が安いのが特徴で、タクシーの初乗りは300円もかかりません。地下鉄に関しても、初乗りで60円程度です。高速鉄道に関しても、日本の新幹線に比べるとかなり安くなっています。

家賃に関しても分かりやすく、都市部は高く地方は非常に安くなっています。上海のような都市部になると、ボロボロのアパートで月6万円ほど必要になることもあり、東京よりも高いと感じることがあります。

 

中国の言語

中国は多民族国家ですので、様々な言語が使用されています。基本的には、北京語を基礎にしている普通話が標準語とされています。北京や上海を筆頭に、中心的な都市ではこの普通話が使用されています。

イギリスの植民地だった香港では、普通語の他に広東語や英語も使用されています。ウイグルやチベットでは、独自の言語を使用することもありますが、基本的には公用語の普通話を使用します。

 

中国の治安

中国は共産党一党の国家ですので、治安が悪いイメージを持たれている方も少なくありません。しかし、中国は殺人などの凶悪犯罪に関しては、全世界的に見ても低い部類に入ります。

凶悪事件の発生率は低いですが、日本よりも安全という訳ではありません。女性が夜中に一人で歩くのは当然危険ですので、日本と同じ感覚で過ごすのは止めておきましょう。

また、タクシー運転手の中には日本人嫌いな人もおり、日本人だとわかると途中で下されたり、中にはタクシー運転手兼強盗みたいな人もいます。(友人はタクシー内でナイフを突き付けられました)

タクシー内では極力日本語は喋らない、個人的には「日本人か?」と聞かれたら【韓国】と答えるようにしています。

また、中国で注意しなければならないのは、スリが非常に多いということです。地下鉄などの人が集まるところでは、スリ対策が必要になります。

また、交通を含めるマナーが悪い人が多いのも特徴です。順番を抜かされてしまうことは日常茶飯事ですので、腹を立ててトラブルになってしまうのは避けたいところです。信号無視なども多いので、交通事故にも気をつけなければなりません。

 

中国人の仕事ぶり

中国人は、日本人と比べるとかなり仕事ぶりに差があります。お金に執着しているところが大きく、無駄な仕事は一切しません。したがって、指示を与えるときは抽象的ではなく、明確に説明しなければなりません。

仕事に関して率直なところがあり、無理なことは無理と正直に話します。日本ほど仕事に繊細ではありませんので、飲食店では不衛生、配送業では荒っぽいといったように、多少乱暴なイメージを受けることもあります。

厳しく言うと素直に従う傾向がありますので、日本人と同じ感覚で応対しないことが大切です。

 

中国人の人柄

街中の様子を見れば一目瞭然ですが、とにかく自己主張が強く声が大きいです。中国人男性はメンツを大切にして、中々謝ることがありません。その反面、女性に優しい一面があり、友情を忘れず友人は大切にします。

女性はちょっと見栄っ張りなところがあり、日本人と比べると品がないと感じることがあります。品がないのは、十分なマナーの教育がされていないからだと考えられます。日本人女性とは違い非常に自立心が高く、無駄に甘えることはありません。

いずれにせよ、男性も女性も人によりけりですが、幼少のころから高度な教育を受けて育った人たちは仕事に対するモチベーションも高く、語学も堪能でマナーもきちんとしている人が多いです。そして、そういった優秀な方はどんどん海外に飛び出して活躍しています。

 

中国の就労ビザ取得条件

  • 専門的な実務経験がある、管理職として雇用される、中国語能力が多少ある場合は申請が通りやすい。
  • ビザ取得の条件について、中国国内の地方によって審査が通りやすい、厳しいなどばらつきはある。

 

審査基準の厳格化

Z査証と呼ばれる中国の就労ビザを取得する条件としては、原則大卒以上で2年以上の実務経験が求められます。香港やシンガポールよりも比較的ビザは取得しやすい部類です。

日系企業の中国進出が盛んだった時代には日系企業に雇用される人間に対してのビザ発給が比較的簡単に取れたり、新卒採用でもZビザを取得することができました。

しかし、近年ビザ審査が厳しくなってきており、職務経験なしでZビザ取得は難しくなってきているのが現状です。

実際に、新卒で中国採用しようとした日本人のZビザ申請が通らず、内定取り消しになった人もいるようです。国内の雇用情勢や景気、対日関係で嫌な意味でフレキシブルな対応を取られることを認識しておく必要があります。

 

ABC制度が始まる!

また、最近ニュースにもなっていましたが2017年4月1日より、中国政府は自国で働く外国人を【点数で評価】してABCの三段階にランク付けをします。

このランク付け、非常に厳しく学歴や年収などで点数をつけられ、C類になると最悪中国で働けなくなる可能性があります。

中国への就職を目指している方は、注意して情報収集をしたほうがよいでしょう。参考までに、詳しく今回のランク制度について紹介しているページのURLを下記にリンクを置いておきます。

中国が始める外国人「ABCランクづけ」制度(現代ビジネス)

日本人がランク分けされる!? ~外国人就業者分類管理制度(外国人格付制度)と中国駐在員に対する影響~(中国ビジネスヘッドライン)

 

 

中国求人の現状

上記で紹介した通り、近年就労ビザの基準厳格化が進んでおります。実務経験がある仕事に就く事がキモであり、未経験者・新卒の中国就職は比較的ハードルが高いです。

とはいえ、日系企業の進出数も中国がダントツの為、駐在員・現地採用含め香港で働く日本人はたくさんいます。その影響で日本人向けのサービス業でも常に求人があるのが現状です。

 

現地採用

飲食店、美容師等のサービス業求人が多いです。特に、飲食関連においては香港で日本食ブームは継続していますし、日本人向けの飲食も好調です。

他にも、一般企業(メーカー、商社など)の現地採用求人もありますが、駐在員との待遇・給与格差の割には仕事が多いという声が多発。

 

日系駐在員

日系企業の中国求人でも、駐在員待遇を受けられる募集が定期的に出てきます。特に製造業関連の求人が多い為、製造業経験者は比較的良い待遇の求人を見つける事が出来る可能性が高いです。

個人的には、日系駐在員か外資系採用を優先的に探す事をおすすめします。。(手当や給与が全然現地採用とは違いますので)

 

外資系採用

今私は欧州資本の外資系に転職し、香港で働いていますが、可能であれば外資系で働くのが一番お勧めです。給料も待遇も悪くないですし、日本の社畜的文化が無いのも精神衛生上良いです。(レイオフ=リストラのリスクはありますが)

ただし、外資系の求人は英語ビジネスレベルを要求される事、求められる専門性やマネジメント経験も比較的高い事が多いのが難点です。また、競争率も非常に高いので定期的な海外求人のチェックが重要です。

中国にも欧米諸国の外資系製造業の生産工場はたくさんある為、探せば定期的に求人があります。

 

駐在員待遇、外資系を狙おう

特に日系の現地採用の場合、家賃手当なし、給料安い、仕事はキツイの三拍子が揃う事があり、香港のように物価の高い国だと日本にいる時よりも生活が苦しくなってしまう可能性があります。

もちろん、現地採用でも良い職場はたくさんあると思いますが、高待遇の求人を見逃さないようにする事、特に『家賃補助の有無』を確認する事が非常に大切です。

関連記事)海外求人を探す際に確認すべき5つのポイント

 

 

香港就職の進め方

では具体的に、中国への海外転職を進めていくにはどうしたらよいでしょうか?

海外求人、特に駐在員求人や外資系求人は高待遇な求人が多い為、競争率が非常に高いです。一度でも転職サイトで海外求人を探した事がある方なら分かるかと思いますが、人気の無い待遇の良くない求人ばかり残っていませんでしたか?

良い求人はすぐ応募が殺到します。万人にオープンになっている求人で、良い条件の職に出会えるチャンスがかなり低いです。

良い求人を探す時のポイントは【非公開求人で優先的にオファーを貰う事】です。一般的な転職サイトの公開求人よりも質の高い求人を紹介してもらえるチャンスが非常に増えます。

個人的には【海外転職に強い大手転職エージェント】+【現地密着型のエージェント】の両方に登録してオファーを待つのがおススメです。現地密着型と大手エージェントをおさえておけば、かなり広範囲に求人をカバーできます。

海外就職に強い転職エージェントは、業界最大手のリクルートエージェントと外資系に強いJACリクルートメントの2つをおさえておけば間違いないです。

 

中国特化型の現地就職サイト

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海外就職に強い転職エージェント

リクルートエージェント

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まとめ

中国は、私自身も昔はなんとなく毛嫌いしていて、仕事で香港から中国への国境を渡るたびにため息をついていたものですが、実際のところ本当にたくさんの発見や楽しみがあります。

山や田舎・農村部に行けば美しい自然がまだまだ手つかずで残っていますし、都会に行けば東京にも負けない高層ビル群。食事も中華料理は本当に奥が深く、毎回新たな発見があります。そしてなによりもまだまだこれから更に発展していこうという勢いの良さも肌で感じる事が出来ます。

(嫌なことも多いですが、、個人的には中国で偉そうにしている駐在員が苦手です。)

中国で就職を目指して転職活動を進めるなら、『中国特化型エージェント』と『海外就職に強い大手エージェント』最低それぞれ1社ずつは登録して進める事で、高待遇の求人を見逃すことなく進める事が出来ると思います。

中国で働く事に興味のある方は是非トライしてみてください。

 

関連記事)ゼロから始める海外転職の具体的な進め方

 

 

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