海外で働く方法

海外で日本語教師として働く方法、資格や各種情報について

投稿日:2016年5月23日 更新日:

近年再び注目を集めている【日本語教師】と言う職。
海外で働く為の手段の一つとしても、日本語教師を目指す方が増えてきています。

今回は、日本語教師になる方法や資格情報について詳しくご紹介します。

 

外国人の日本語学習状況

下記のランキングは、日本語を学んでいる外国人の国籍別ランキングです。

1位:中国(1,046,490人)
2位:インドネシア(872,411人)
3位:韓国(840,187人)
4位:オーストラリア(296,672人)
5位:台湾(233,417人)
6位:アメリカ(155,939人)
7位:タイ(129,616人)
8位:ベトナム(46,762人)
9位:マレーシア(33,077人)
10位:フィリピン(32,418人)
国際交流基金2012年データより引用

 

以前は中国・韓国が主流だったが・・・

中国は以前から日本語教育の巨大な市場があり、日本語教師として働ける求人も多かったのですが、近年就労ビザ申請の厳格化が進み、4大卒でないと申請が通らなくなってきています。

また、韓国も中国同様に日本語学習者は多かったのですが、近年日本語を学ぶ人たちが激減しています。

日韓の関係悪化なども日本語学習者減少の背景の一つだと思います。中国・韓国の対日感情や関係は、今後も良好になる事はあまり見込めない為、日本語教師として働く事も少し慎重に考える必要があります。

 

欧米諸国はかなり厳しい狭き門

アメリカが6位にランクインしていますが、はっきり言ってアメリカ・ヨーロッパで日本語教師として働く事は非常に狭き門であり、将来性には欠けるという認識を持って下さい。

と言うのも、アジアや東南アジアの日本語学習者と、欧米諸国の日本語学習者では学ぶ動機が全く違います。アジア圏の日本語学習者の目標は【日本語を使って仕事をする・日本で働く事】です。その為、自分の人生や給料がかかっている為、モチベーションが非常に高いです。

一方、欧米の日本語学習者はほぼ【趣味感覚】です。日本語が喋れなくても、生活やビジネスにはほとんど影響が無い為、積極的な学習者が少ないのです。

その為、欧米諸国で日本語教師として働きたいという方は少し考え直した方が良いかもしれません。もちろん、日本語教師の求人が無いわけではありませんが、【英語ネイティブである事】や【ビザは自分で取る事】など条件が厳しい求人が多いです。
(それでも、欧米の日本語教師枠の求人は秒速で埋まる程人気です。)

欧米諸国で日本語教師をしている日本人は、駐在員の妻や現地で配偶者が働いており、既にビザを持っている人が働いている事が多いです。
※オーストラリアも、欧米諸国と同様の状態です。

 

今働くなら東南アジア

日本語教師として海外で働くなら、今求人状況が良く今後も伸びてくるであろう東南アジア圏を狙う事をおすすめします。

具体的にはベトナム・フィリピン・インドネシアの3カ国は今後も日本語学習者が伸びて行く国として挙げられます。

ベトナムでは小学校の第一外国語として、英語と並んで日本語教育を行う事を目指しています。

また、インドネシアやフィリピンは、経済連携協定(EPA)に基づき看護師・介護福祉士の日本受入が実施されている為、日本語を学んで日本で働くというキャリアビジョンが明確化され、日本語学習への関心が高まっています。

その為、今後もモチベーションの高い日本語学習者が増加する見込みがあり、求人が増加する可能性が高いです。

また、タイも日本語教師の求人が多く、日本人の海外就職先として人気の国です。

物価がまだ安く、日本人も多い為暮らしやすい事、就労ビザが比較的入手しやすい事が人気の要因だと思います。私自身、タイで駐在員として数年働いていましたが、とても暮らしやすいし楽しい国でした。(とにかく暑いけれど)

(参考)日本語教師数が多い国
1位 インドネシア 約4500人
2位 ベトナム   約1500人
3位 タイ     約1400人

 

 

日本語教師の就労ビザ取得

海外で日本人が就労ビザを取得して働く第一条件の1つが【日本人でないと出来ない仕事である事】です。その為、現地の人たちができるような仕事では一般的には就労ビザ申請は通りません。

日本語教師は、現地の人に日本語を教えるという、まさに日本人が必要な職種の為、ビザ申請の条件を満たしやすいです。

しかし、就労ビザ許可の厳格化が進んでいる国が多く、実際は4大卒以上でないとビザが通らない国も増えてきています。身近な例でいうと、日本語学習者が一番多い中国も近年ビザの条件が厳格化されており、実質4大卒以上の学歴がないとかなり厳しい状況です。

 

 

日本語教師の待遇

正直言って、かなり給料は安い

日本語教師が海外(特に東南アジア)で働く場合、お給料はかなり低いです。

ネットで見つかった日本語教師の給料相場を参考までにご紹介します。
※フルタイム勤務の月収例

ベトナム :60,000円~100,000円
台湾   :80,000円~120,000円
フィリピン:80,000円~120,000円
タイ   :110,000円~160,000円
マレーシア:70,000円~140,000円

ちなみにタイで日本人が働く場合の最低月給は5万バーツ以上(16万弱)となっていますが、どうやら国にだけ5万バーツ分の税金を納めてお給料は5万バーツ以下だったりする企業もあるようです・・・

 

何でこんなに安いの?

東南アジアの日本語教師の給料が安い理由の一つとして、【サービスを受けるお客がお金を持っていない】と言う事が挙げられるようです。

つまり、東南アジアで日本語を学ぼうとしている人達と言うのは基本的に日本語を習得して日本で働いたり、日本の企業に勤めたい人たちが多く、リッチな人が少ないです。

その為、高い授業料を払える程経済的に余裕がある人は少なく、必然的に教師に対する給料も安くなってしまいます。

また、そもそも日本語が日本でしか通じない超マイナーな言語である事も要因の一つかと思います。正直、今世界的には日本語を学ぶよりは中国語(普通話)を学んだ方がメリットが大きいと言われていますし、私もその通りだと思います。

 

日本語教師として海外で生活している人

また、私の知り合いで香港で日本語を教えている日本人知り合いが何人かいますが、大半は【現地の人と結婚した人】や【他の仕事もやっている人】など、ビザや収入の心配があまり無い人が多いです。

日本語教師として付加価値を付けて高い給料を手にする為の方法としては、現地の言葉をネイティブレベルに話せるようになる事。こういった他の日本語教師との差別化ができて良い給料を貰う事ができるかもしれません。

また、保育士・幼稚園教諭免許・小学校教諭免許などを持っている方も、日本語教師の資格と併せて仕事ができて需要が高く、待遇も比較的良い事が多いです。

 




 

海外で日本語教師になる方法

日本語教師の資格

日本語教師になる為には、基本的に免許や資格の制限は特にありません。ただし、ある程度の基準があり、海外求人の場合は下記の条件を提示する求人が多いです。

1)文化庁指定の日本語教師養成420時間講座を修了している
2)日本語教育能力検定試験に合格している

3)大学で日本語教育を主専攻または副専攻
4)日本語教師歴3年以上
※4年制大学卒業

上記のうち、1と2どちらかは必ず満たしている事を求める求人が多いです。

3・4については、未経験でもOKな海外求人も多くあるので必須条件ではありません。ただし、近年全体的に就労ビザの条件が厳格化傾向にある為、実務経験または4年制大学の卒業を条件にしている求人も多いです。

 

1:日本語教師養成講座を受ける方法

文化庁が定める420時間の日本語教師養成講座カリキュラムを受ける為には、民間の資格学校等でコースを受講する必要があります。内容は座学(文法説明や言語学)だけでなく、実際に授業を行う為のコミュニケーションなどを1から学びます。

講座を受講する為に民間が開催する講座に通わなければなりません。

 

日本語教師養成講座はヒューマンアカデミーが強い

420時間の日本語教師養成講座の受講は、ヒューマンアカデミーがおススメです。

全国で講座を開催している最大手で、実績もあります。また、講座受講だけでなく就職もサポートしてくれます。ヒューマンアカデミーの強いコネクションを活かして、多数の卒業生が海外で活躍しています。(就職率92.2%)

ホームページの日本語教師関係のコンテンツもかなり充実している為、是非興味がある方は一度チェックしてみてください。

>>ヒューマンアカデミー 教育訓練給付金制度対象講座<<

 

2:日本語教育能力検定を取得する方法

日本語教育能力検定は、通信講座や独学で勉強できるため、420時間講座に通う時間的に余裕が無い人が受ける場合が多いです。合格率は15%~20%の為、独学ではそれなりの精神力と集中力を求められると思いますが、決して無理ではありません。

こちらの日本語教師能力検定の対策テキストや通信教育も、ヒューマンアカデミーがダントツで実績とノウハウを持っている為、通信で検定通過を目指すのであれば一度チェックしてみてください。

>>日本語教育能力検定試験 完全合格講座<<

 

 

420時間講座と能力検定どっちがいい?

420時間講座を修了する方が、後々の就職面ではかなり有利になります。というのも、講座を受講した卒業生の就職先のあっせんをサポートしてくれるからです。ヒューマンアカデミーの卒業生の内定率92.2%という高い就職率は、大手ならではの語学学校に対する強いコネクションがあってこそです。

しかし、能力検定を受けるよりは費用も高額になりますし、何より自由な時間が無いとなかなか難しいです。

時間に余裕がない。または既に海外に住んでいて日本語教師を目指したい人は日本語教育能力検定に挑戦するのが良いと思います。

ヒューマンアカデミー日本語教師

 

 

日本語海外実習プログラムもおすすめ!

実際に、海外の日本語学校に行って数日間日本語教師の研修を受ける事が出来るプログラムが今話題です。

7日~9日間程、タイ・インドネシアで実際に現地の方々に日本語を教える貴重な体験が出来ます。実際に日本語教師として海外で働きたい人は是非試してほしいカリキュラムです。

 

参加条件

  • 日本語教師の資格は無くても参加できます。
  • ヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座を3 ヶ月以上受講の方(科目は不問)
  • ヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座修了生の方

ヒューマンアカデミー以外で日本語教師の講座を受講された方も応相談で受け付けて下さるそうです。

 

こんな人におすすめ

  • 将来、日本語教師になりたい
  • 海外での指導経験を通じて日本語教師としての幅を広げたい
  • 日本語教師の学習経験を現地で試してみたい
  • 海外でインターンシップやボランティアをしたい
  • 日本人としてのスキルを活かした文化交流を体験したい

興味がある方は是非一度チェックしてみてください。

>>ヒューマンアカデミー日本語教師講座<<

>>日本語教師海外実習プログラム【インドネシア】<<

>>日本語教師海外実習プログラム【タイ】<<

 

 

日本語教師の求人がチェックできるサイト

既に、上記の募集資格(420時間の講座受講、日本語能力検定合格)を満たしている方は、具体的に海外求人をチェックしてみてください。

まだ募集資格を満たしていない方も、実際にどの程度の待遇でどんな国の求人が出ているか?情報収集に利用してみてください。

 

日本語教師の求人情報が豊富なサイト

 

 

まとめ

日本語教師は、海外だけでなく日本でも働く事ができます。将来的に東京オリンピックに向けて外国人のビザが緩和されて日本に外国人流入が増えれば国内の日本語教師の需要は高まります。

また、東南アジア圏の日本語教師需要は、今後の日本の経済成長やTPP参入次第で活発になる可能性も高いです。

決して高給を狙える仕事ではありませんが、やりがいのある大切な仕事だと思います。

日本語教師として海外で働きたい方は是非、日本語教師能力検定合格と日本語教師養成講座420時間講座を修了し、海外就職に挑戦してみてください。

 

>>ヒューマンアカデミー日本語教師講座<<

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

-海外で働く方法

Copyright© 海外就職のABC , 2017 AllRights Reserved.