海外で働く方法

海外駐在員になるにはどうすればいい?海外就職の方法について

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私自身、26歳の時から7年間程、日系大手メーカーの海外駐在員として海外で仕事をしてきました。

海外で働きたい場合、駐在員として海外で働く事は様々なメリットがあります。詳しくは別途記事を書いていますのでご参照ください。

>>日系企業の駐在員として働くメリット・デメリット

では、どうすれば駐在員として海外に行く事が出来るでしょうか?

これは正直、会社にもよりますしタイミングや運もあると思いますが、いくつかポイントをご紹介しますので参考にしてください。

 

海外駐在員に求められる条件

まずは、企業が駐在員に求める条件についてご紹介します。これらの条件を満たす社員を駐在員として抜擢するケースが多い為、駐在員を目指す皆さんは是非参考にしてください。

 

その1:会社を辞めない人間である事

まずはこれが第一条件です。海外に転勤させた結果、退職されたり転職されたりしては困ります。

会社が駐在員を選ぶ時は、通常の国内転勤の数倍慎重に人員を検討します。理由はもちろん駐在員には莫大なコストがかかりますので、コストを投資する価値のある人材かどうか?と言う事。

また、海外で暮らす事でその人が辞めてしまったり、家庭が崩壊して離婚してしまうなどのリスクもあります。その為、会社によって基準はまちまちだと思いますが、人事部はだいたい下記のような観点から駐在員に適しているかどうかチェックします。

 

既婚者(妻帯者)である

必須条件ではありませんが、独身者よりも既婚者の方が選ばれやすいです。これは、「家族を養っているから簡単に辞められない」と言う事と、「現地での生活を家族と支えあって乗り切ってほしい」という2つの思いがあります。

前者の家族を養っているから簡単には辞めないだろ という考えは、昔から言われている「家を買ったら転勤」とか「子供が産まれたら転勤」とかそういう慣習と近いものがありますね。

個人的にはこの考え方、非常に嫌です。簡単に転職できない状況になった瞬間に転勤辞令とか本当に日本の会社は【会社に就く】という認識が深いですね。

海外の場合は【職に就く】という考え方の方がメジャーなので、そこまで会社に縛られません。年功序列も終身雇用も崩れてきている現代でこの慣習は本当によくないですね。

後者の理由は、可能であれば奥さん(配偶者)や子供も一緒に海外に帯同して一緒に暮らす事を求められる会社が多いです。それこそ、単身赴任でタイやフィリピンで遊びまくって愛人作ったりして離婚する駐在員は星の数ほどいますからね。

海外で遊びまくって身を持ち崩さないように、監視役としての奥様帯同を条件とする企業も多いです。

 

タフである

当然ながら、日本で暮らして仕事をするよりも海外で働く方がストレスを感じる人が多いです。会社のスタッフも現地の人がほとんどですし、食事も、環境も、ガラっと変わると非常にストレスになります。

駐在員や駐在員の家族の鬱病発症率や自殺者が日本の2倍~3倍と言われている事も、これらの海外で暮らして働くストレスの大きさを物語っています。

その為、新しい環境でも積極的にコミュニケーションがとれて、心身ともに健康であることは大切です。(人事がどの程度見抜けるかは疑問ですが)

 

愛社精神がある

ある程度の忠誠心、愛社精神を持っている(ように思われている)と、駐在員に選ばれやすいです。まぁ嘘でも日ごろから「この会社に骨を埋める覚悟でやってます!」アピールしておきましょう。損はしないと思います。

 

 

その2:仕事ができる人間である事

これも重要です。会社として高いコストを支払って海外で働かせるので、基本的に社内でも仕事ができて評価の高い人間から選ばれます。昔から駐在員は出世コースと言われていますしね。

では、具体的に【仕事ができる】ってどういうこと?というのを私なりに下記に挙げます。

 

自分で考えて行動できる

指示待ち人間は出世しにくいですし、海外駐在員に抜擢される事は非常に難しいです。海外駐在と言えば基本的には関連会社や海外の現地法人に出向し、ある程度のポジションを与えられて働きます。

指示してくれる上司は現地にいませんし、逆に現地スタッフをうまく動かして利益を生み出していかなければなりません。

 

社会人の基礎が身についている

若くても年をとってても、これは絶対条件です。報告や連絡、スケジュールの立て方、ビジネスマナー、取引先様との接待や交渉、数え上げればきりがありません。

日本企業の駐在員として海外で働く場合はお客様や取引先様も必然的に日系企業が多く、海外にいても【日本的なビジネス】を通す事も大切です。

その為、日本で基本的な社会人としての基礎が身についていない人間が海外に行ってもあまり役に立ちません。
(よほど、その人しか持っていない専門的なスキルでもあれば別ですが。)

正直、ビジネスマナー的な事や、仕事の進め方、取引先様とのコミュニケーションなどは海外で働く方が濃くなりますし重要になってきます。

日系駐在の場合、海外の日本人コミュニティーなど狭い世界でコミュニケーションを絶やさず、良好な関係を築いていく事も求められます。これは非常にしんどかったです。

以前私が働いていた会社でも社会人の基礎ができていない人間が駐在員として赴任しましたが、報告・連絡・相談(いわゆるホウレンソウ)など基本的な事が出来ず、4か月で日本に強制送還されてました・・・

 

さぼらない

当たり前ですが、ほっといてもちゃんと仕事をする人間じゃないと選ばれません。
海外駐在員は、監視したり喝を入れてくれる上司も近くにいない場合が多い為、自分自身を律する事が出来る人でなければいけません。

 

 

日系企業の海外駐在員になる方法

では、上記の駐在員に求められる条件を踏まえて、具体的にどうすれば駐在員になる事ができるでしょうか?駐在員になる方法は、大きく分けて2つの方法があります。

 

その1:今の会社で駐在員に選ばれるように頑張る

会社の規模にもよりますが、望み通りの海外駐在ポジションを手に入れるまでに時間がかかったり選ばれる保証はありませんが、今勤めている会社で頑張って駐在員に抜擢される様に頑張ったほうが、リスクは少ないです。

メリット

  • 転職によるリスクが無い
  • スペシャリストでなくても可能性がある
  • 語学力が無くても可能性がある

デメリット

  • 赴任する国がどこか分からない
  • いつ海外に出れるか分からない
  • そもそも選ばれる保証が無い
  • 会社によっては非常に狭き門

今働いている会社がグローバル展開していれば駐在の可能性はありますが、そもそも海外拠点が少ない会社だと必然的に確率は下がります。

商社やメーカー、海運業者、フォワーディング業者などグローバルで展開している企業で働いている場合は海外駐在のチャンスが大きいです。

 

※~20代前半の場合はアピールし過ぎに注意

少しでも早く海外に行きたくて、やたらとアピールしてしまう気持ちもわかります。しかし、まずは社内で評価を上げる事が大切です。

入社数年で「海外で働きたいです!」としつこくアピールしてもウザがられるだけです。まず自分の会社のルールや社会人としての基礎を身につけて虎視眈々と海外駐在を狙いましょう。

もちろん、英語などの語学スキルを磨いて、それとなく英語が使える事を社内で周知していく事も大切です。

特に、年配の人たちは【英語できるけど仕事出来ない】人間が大っきらいです。日系駐在員の場合英語力よりも【仕事ができる】という評価を貰わないと海外駐在への道のりは遠いです。

まずは上司、上長、役員や人事部などから良い評価が受けれるように社内営業も全力で頑張りましょう。

 

アピールする時は一点集中で全力で

例えば自社で新規海外拠点を出す時、海外駐在員が突然帰任・退職して代わりの人材が必要な時 そんな時には全力で手を挙げましょう。

私はこのパターンで26歳~海外駐在デビュー出来ました。が、正直運とタイミングがかなり良かったんだろうなと自覚しております。

 

その2:海外駐在員候補の求人を探して転職する

海外駐在要員として求人を出している企業に転職活動を行う方法。

求人で求められる条件と自分の経歴がマッチして、採用してもらえれば一番確実で、行きたい国に行けるチャンスが大きいです。

メリット

  • 駐在案件は高待遇な求人が多い
  • 行きたい国の求人を選べる
  • 転職によるキャリアアップが期待できる

デメリット

  • 駐在員求人は人気。競争率が高い
  • 実務経験、語学力を求められる事が多い

駐在員候補として転職をする場合は、ある程度のスキルや資格があった方が有利に転職活動を進めることができます。専門的な分野の経験がある、会計の実務経験などはよく求人で求められます。

また、語学力も1つの強みとなります。英語のレベルでいうと、TOEIC700点~850点以上でビジネスレベルの英会話ができたり、中国語が話せるのも強みになります。

 

 

駐在員の求人を探すなら、転職エージェントが強い

駐在員候補の求人は比較的ハイレベルで高収入な募集が多いです。駐在員には多額の人件費やコストがかかります。

企業側としてもより質のいい人を集めたいので、転職エージェントに高いお金を支払い、非公開求人を出すことが多いです。

その為、普通の転職サイトで求人を見つけるよりも、エージェントに登録して自分のキャリアや経歴にマッチする非公開求人を紹介してもらう方が確実性が高いです。

国内でエージェントと面談ができて、海外の駐在員案件に強いのはリクルートエージェントJACリクルートメントです。2社とも、業界1位、3位の規模の転職エージェントで、外資系の非公開求人も多いです。

私の場合、駐在員を7年やった後、家庭内のごたごたもあり日本へ帰任しましたが、どうしても香港でもう一度働きたかったので外資系の現地採用に転職しました。

その際、上記の2社+現地の転職サイトを利用して転職活動を行い、最終的には日系企業と外資系企業1つずつ内定を頂く事が出来ました。

日系企業の駐在員にこだわらず、外資系でも自分に合いそうな海外案件があれば紹介してもらう事をおすすめします。

 

海外転職はタイミングと行動力が大切

海外就職の求人は人気が高い為、タイムリーに応募して行動しないと他の人にすぐとられてしまいます。

転職で海外駐在員や外資系就職を狙うのであれば、良い非公開案件があればすぐ紹介してもらって選考を進める行動力が非常に重要です。

タイミングの要素もかなり強いので、何も行動しないで優良な求人をとりこぼす機会損失はかなり大きいと思います。

転職エージェントも成功報酬制の為、(採用が決まれば求人企業から報酬が出る)やる気がある転職希望者にはかなり気合を入れて対応してくれます。

 

 

まとめ

海外就職は実力だけではなく、運とタイミング いわゆるご縁的なものにもかなり左右されます。その為、海外で働くという目的に向かって少しでも早く行動を始める事が大切です。

今の会社で頑張って駐在員に抜擢される事を目指すにしても、並行して海外求人はチェックしてみるのも良いと思います。

「転職活動は英会話スクールに通ってもう少し英語勉強してから・・・」

と考えてしまう気持ちもわかりますが、その間に優良な求人をスルーしてしまう機会損失のリスクは大きいです。

英語が不安で海外就職活動をためらっている人は、転職活動と並行して英語も勉強しましょう。

求人によっては、英語力よりもあなたの今までの仕事の経歴を評価して採用してくれる求人に出会えるかもしれません。まずは行動!是非頑張ってください。

>>日系企業の駐在員として海外で働くメリットとデメリット
 

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