海外で働く方法

ゼロから始める海外転職の具体的な進め方

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海外で働く事に興味がある人は多いと思いますが、【具体的にどうやって行動すればいいか?】【何から始めればいいか?】は身の回りに海外就職や転職に成功した人がいない限り、なかなかイメージがつかずに、途方に暮れている方も多いと思います。

そこで、今回は私が海外就職を決意してから転職活動を経て海外で働く事に成功した事例を基に、海外転職活動の進め方と具体的な方法についてご紹介します。

一応、私の経歴ですが日本企業→タイ駐在員→ドイツ駐在員→香港駐在員→日本帰国→香港で外資系企業の現地採用に転職して今は香港でManager職に就いています。詳しくはプロフィールをご覧ください。

 

海外で働く動機を明確にする

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何故海外で働きたいのか?

一番大事な事は、自分が何のために海外に出て働きたいのか?です。ここの軸が途中でブレてしまうと、なかなか行動にも移せませんし、転職して海外移住後に後悔してしまう事もあります。

動機にはポジティブな動機と、ネガティブな動機があると思いますが、転職活動全般に言える事は【ポジティブな動機で転職したほうが成功する確率が高い】という事です。

パッと思いつく動機としては・・・・

ポジティブな動機

  • キャリアアップしたい
  • 英語を使って仕事をしたい
  • 広い視野を持って仕事をしたい
  • 色々な文化と触れ合いながら暮らしたい
  • 給料アップしたい
  • 外資系企業で働きたい
  • 世界に出て自分の力を試したい
  • 好きな国があってそこで働きたい
  • 将来的に海外で起業して永住したい

ネガティブな動機

  • 今の仕事が嫌だ
  • 日本企業の体質にうんざり
  • 会社主導の転勤が嫌だ
  • 人間関係が辛い
  • しがらみが面倒だからリセットしたい

ちなみに私の海外転職を決意した時の動機は【キャリアアップ、英語力アップ、外資系企業で働きたい、日本企業にうんざり、住む場所くらい自分で決めたい】でした。

正直、ネガティブ要素も混じってました。駐在員として一度海外勤務を経験して、海外で働く事はとても気に入りましたが、駐在員特有の仕事の辛さには疲れてしまったのだと思います。

 

どこの国に行きたいか?

一言で海外と言っても世界は広いです。働きたい国は決まっていますか?

人によって行きたい国は様々あると思いますが、海外就職の難易度はイメージ的には
アジア ≧ 中国圏・北米 ≧ 欧州・南米 ≧ その他の国 という感じです。

東南アジアの英語が通じる国(シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、香港)などは日本人の求人も多く、初めての海外就職であればこれらの国が比較的難易度は低いと思います。英語が問題なく喋れるようなら北米カナダもいけます。

中国も、日本人が大量に働いています。中国はどちらかというと英語より日本語の方が通じてしまうので英語力を上げたい人にはおすすめできないです。

中国が好きで行きたい!と言う人や、駐在員など高待遇の求人がある場合は中国もいいと思います。

個人的には先進国よりも発展途上国や今ドンドン伸びているような国の方が、街にも活気がありとても楽しいと思います。そういった面では、香港・シンガポールは都会なので少し物足りないです。とても暮らしやすいですけどね。

もし、思い入れのある国が特にないのであれば、あまり国は絞らずに全体的に求人を見て働く国を決める方が選択肢も広がって円滑に転職活動を進められます。

「どうしてもこの国に行きたい!」という方ももちろん素晴らしい動機だと思いますので是非頑張ってください。

また、行きたい国の情報は事前に研究しておきましょう。(物価・家賃・生活費・治安等)
基本的に駐在員がたくさんいるような国なら何とかなります。(例えば中国は場所によってはキツイ。東北地方は寒すぎる等)

 

 

現地求人サイトと日本の転職エージェントを両方チェック

現地求人サイトで雰囲気をつかむ

自分の行きたい国名+転職 or 求人 でGoogle検索をすると、現地の日系リクルート会社が運営するサイトがたくさん出てくると思います。

まずはここでどんな職種の求人があって給料はいくらくらいか?というのがなんとなくわかります。とはいえ、現地の求人サイトは【すでにその国に住んでいる人向け】の求人が多い傾向にあります。

例えば駐在員の奥様向けの事務職やアルバイトなど。そして、良い条件の求人が出てもすぐ、現地に住んでいる日本人がすぐ応募して仕事が決まってしまう事が多いです。採用する企業としても、すぐ面接に来てくれてすぐ働ける人の方がありがたいですからね。

 

転職エージェントで質の高い求人を探す

実際に求人を探す際、転職エージェントの登録は絶対しておくべきです。というのも、普通の転職サイト(リクナビNEXTとかマイナビ転職など)と比較して、転職エージェントはハイレベルな求人も多いし、外資系企業の求人も豊富です。

また、良い条件の海外求人は【エージェントの非公開求人】が持っている場合が非常に多いです。その為、普通に転職サイトで探した時とは求人の数も質も全然違います。

現地の求人サイトのようなローカル企業と比較して、日本の大手エージェントに求人を出す場合、企業はかなりの費用を払うことになります。その分、企業側も本気で良い人材を探しているという事です。

 

海外就職/転職に強い日本の転職エージェント

今のところ、転職エージェント業界最大手のリクルートエージェントと業界3位のJACリクルートメントが海外転職案件に関しては断トツです。

非公開求人の求人数、外資系企業の求人数、駐在員候補求人の数など、他の転職サイトやエージェントと比較しても圧倒的な件数を保有しています。

海外就職や転職を検討している方はまず登録して自分にマッチする求人がどのレベルなのか?を客観的に判断してもらうと良いでしょう。

ちなみに私も上記2社のエージェント(リクルートエージェント・JACリクルートメント)と、香港の現地エージェントの計3社に登録して転職活動を始めました。

リクルートからは日系企業求人、JACからは外資系求人をチョイスし、面接等を進めた結果、最終的にはJACリクルートメント経由で外資系企業の香港支社で採用が決まりました。

しかもいきなり管理職(Manager職)スタート!前職での役職が日本では係長、海外駐在時は(Assistant Manager)だったので、役職も年収もアップして非常に満足しています。

 

 

TOEICを最低1度は受ける

TOEICは日本と韓国の人しか受けない と言われていますが、それでも転職活動においては重要な指標になります。日系企業の駐在員候補や、現地採用を考慮して、一度はテストを受けておいた方が良いでしょう。TOEICは毎月実施していますので、早速トライしてみましょう。

海外転職活動時に評価されるTOEICの点数はおおよそ【700点以上】からです。大卒新入社員の平均が約500点と言われていますが、最近は600点くらいが妥当な点数だと思います。

駐在員候補の求人へ応募する時など、ビジネスレベルの英語力を求められている場合、700~850点あれば十分かと思います。最終的には英語力より本人の前職での経験や成果、人柄等を見られますので、点数が高ければ高い程有利 というわけではありません。

ただし、転職エージェントを利用して海外求人を探す時は、エージェントもTOEICの点数を見て求人を紹介してきます。TOEICで700点以上のスコアを持っていると、かなり海外求人の条件が良い案件を紹介してくれる感触がありました。

やはり採用企業側も700点~をある程度海外で働く英語力の基準としているようです。700点に届かない人は転職活動と合わせてTOEIC700点越えを目標にしてみましょう。

ちなみに私は、昨年テストを受けたら750点くらいでした。
26歳の時にタイへ駐在した当初は400点以下でしたが、それでも仕事はできますからそこまでシビアに考えなくて良いです。

外資系の場合は、TOEICの点数なんて見られません。面接時で普通に英語のコミュニケーションができるかと、今までの経験が全てです。

というか、社内のコミュニケーションが英語であれば、喋れて当たり前と見られますので、英語力を磨くか、英語ができなくても求められるようなスキルや経験を磨きましょう。

 

エージェント主催の説明会や相談会へ行く

新卒の就職活動をする時に合同説明会等に参加された事がある方もいらっしゃると思いますが、転職エージェントも同じように海外で働きたい人向けにイベントを開催しています。

特にJACリクルートメントは、海外展開している日系企業や日本人向け求人を出している外資系企業などが集まって説明会や、個別のキャリア相談セミナーなど海外転職を見据えたイベントを全国で定期的に行っています。

私も一度JACの海外キャリアアップセミナーに行った事があります。エージェントは基本的には個人対個人で相談や面接の指導等をしてくれますが、セミナーもかなりお勧めです。

自分と同じ海外就職を目指す人たちにも会えますし、実際に求人を出している企業の方と話もできますのでかなりモチベーションがあがりました。

こういった、無料で情報収集や相談が出来る相談会に参加できるのは、転職エージェントならではの強みです。

 

 

担当エージェントと求人探し・応募

resume

転職エージェントに登録すると、担当のエージェントが1人付いて求人の紹介や履歴書、職務経歴書のチェックなどを行ってくれます。

外資系企業の場合、英文で全て作成する事が多い為チェックしてくれるのは助かります。また、英語での面接のシミュレーションなども何度もやってくれます。

>>英文履歴書(レジュメ)書き方の基本

 

私の場合、リクルートエージェントの担当者が非常に熱い人で、何度も何度も面接練習をして、叱咤激励(?)も受けました。彼らエージェントも、本気で転職が成功するように全力でやってくれているのがヒシヒシと伝わり、私も頑張れたなぁと思います。

(リクルートさんの方の日系企業は採用辞退して、JACリクルートメントで内定を頂いた外資系に転職してしまいました。すいません・・・・)

個人的には、普通に転職サイトで求人を見つけて企業に応募するよりもエージェントの方が転職成功率も紹介してもらえる求人の質も圧倒的に高いと思います!

 

 

書類審査突破後に面接の予約

書類審査が通れば、後は面接です。海外転職活動の場合、面接は現地に自腹で行かなければならない場合も多々ある為、1回の移動で複数社面接スケジュールを立てる事がポイントです。

都度都度海外に行くのはお金が非常にかかりますので、書類審査突破した場合は計画的に面接日程を決めましょう。

日系企業の駐在員候補の場合
駐在員の場合は日本の本社採用となる為、ほとんどの企業が、面接を日本で行います。その為特に問題はありません。

日系企業の現地採用の場合
大きく分けて3つのパターンがあります。
1つ目は、Skypeを使って最後まで面接を日本で受けられるパターン。
2つ目は、一次面接はSkype,最終面接は現地(外国)で行うパターン。
3つ目は現地へ直接行って面接を受けるパターン。

現地での面接は、日本人の現地トップの人間(駐在員)と面接後、現地スタッフの人事系のManagerと面接して仕事ができる語学力かどうか判断される事が多いです。

稀に、日本の本社で面接をしてくれる企業もありますが、あくまで現地法人での採用となる為ほとんどはSkype,現地面接となります。

外資系の現地採用の場合
現地面接とSkype面接が半々くらいのイメージです。基本的には面接は全て英語(または現地語)です。

 

このタイミングで現地リクルートともアポを

その国に特化した現地エージェントや求人サイトで、良さそうな企業があれば併せて応募しましょう。そして、面接の日程を合わせるようにスケジュールを調整してもらいましょう。毎回毎回面接の度に飛行機に乗って海外へ行っていたら破産します。

 

海外転職の面接は交通費って出る?

ほぼ出ません。よほど、重要度の高いポストの求人か専門的な求人出ない限り交通費も宿泊費も全て自己負担を覚悟しましょう。

ヘッドハンティングされるような人は、飛行機代も宿泊代も面接後の高級ディナーまでついていたりする事があるらしいですが、正直特殊すぎて私の住む世界とは違うので割愛します(笑)

自腹で海外まで面接に行くので、可能であれば2社くらいは面接のアポイントを取っておくのがベストです。

 

 

いざ現地へ! そして面接

interview

あとは面接で100%の力を出すだけです。頑張ってください!

服装は外資系だとビジネスカジュアルの場合もありますが、日本人はスーツで面接に挑む方が無難だと思います。私は香港に面接行った時は、夏のクソ暑い中スーツの上着もしっかり着て行ったら笑われました。

外資系企業の面接では【自分を採用してもらう事で具体的にどのように会社に利益をもたらすか?】と、【今まで培ってきた経験が会社にどのように活かせるか?】について軸を据えてはっきりと自分のアピールをしましょう。謙遜は不要です。

 

 

採用が決まったら

無事採用の連絡を貰ったら、給与等の細かい交渉の後正式な内定となります。

転職エージェントを通している場合、給与交渉もやって下さるので助かります。日本企業に勤めていると、給料の交渉なんてしないから私は自分でできる自信ないです。値切りはできても自分の価値の値上げは難しいですね。

正式な内定後、勤務開始日がきまればあとはその日に向けて準備と手続きを進めます。私が海外転職した際は、エージェント登録~求人チェック、書類申請まで2カ月。3ヶ月目に面接→内定。

勤務開始は翌々月からでした。転職を決意してから勤務開始までちょうど6か月程かかりました。(これが早いのか遅いのかはわかりません。)

その後、その国での就労ビザの取得を行い、就労ビザが取れれば晴れて外国でお給料を貰って働く事が出来ます。

私は以前駐在の経験があったのですんなり進みましたが、ビザ取得・住居選定・日本の市役所の手続き(保険・年金)・引越し・・・・と、とにかくやることだらけで死にそうになります。

日系企業の駐在員採用だと、1から10までやってくれる会社がほとんどなので楽です。 現地採用や外資系採用の場合、ビザ以外はほとんど自分でやることになるので大変です。

 

 

結論:海外就職を目指すなら転職エージェントの活用はマスト

海外就職を目指すにあたり、転職エージェントを利用した転職活動は必須です。

普通の転職サイトでも海外求人を取り扱っている事もありますが、求人の絶対数が少ないです。また、オープンになっている求人情報は応募が殺到してすぐ埋まってしまいます。

『非公開求人』を豊富に持っている転職エージェントに登録して、面談の上で自分の希望を伝えておけば、条件の良い海外求人を優先的に紹介してもらう事が出来ます。

また、転職エージェントのキャリアアドバイザー、キャリアコンサルタントは海外就職のサポートを何度も成功させてきた『海外就職サポートのプロ』です。

その国特有の情報や、現地スタッフの仕事観などについても豊富な知識と経験を持っています。

また、外資系の海外転職を目指す場合は英文履歴書(レジュメ)の作成や、面接も英語で突破する必要があります。転職エージェントを利用して転職活動を行えば、英文履歴書のチェックや模擬英語面接等の対策も行ってくれます。

 

 

 

まとめ

基本的に、転職活動自体は日本でも海外でもあまり変わりません。面接する場所が海外になった程度です。あまり気負わず進めていくのがいいと思います。

ただし、その1で紹介した【何故海外で働きたいのか?】だけは絶対に明確にしておいた方が良いです。

この海外で働く動機についてしっかり自分なりに考えて決断すれば、今後海外で働く時に大変な事があったり、日本とは違うストレスを感じた時もあなたを支える【心の柱】になります。

また、海外求人はタイミングを逃すと大きな機会損失になってしまいますので、まずは転職エージェントに登録する事をおすすめします。

キャリアアドバイザーと面談を受け、自分の希望にマッチした非公開オファーをチェックしてみましょう。

 

>>海外転職にリクルートエージェントをおすすめする理由

>>海外転職にJACリクルートメントをおススメする理由

 

海外就職を目指すなら絶対利用すべき2つの転職エージェント

私が実際に海外転職活動で利用して、お世話になった転職エージェントです。結果的には両方で海外求人の内定を頂く事が出来ました。海外就職、転職にご興味があれば登録して損はないです!

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