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海外で製造業(メーカー)勤務の経験を活かして働く方法を徹底調査!

投稿日:2019年4月3日 更新日:

製造業(メーカー)での勤務経験と実績がある場合、海外進出しているメーカーへの転職活動で経験を活かした転職ができるチャンスがあります。

また、製造業の海外勤務経験を積むと今後のキャリア構築と転職先の幅も飛躍的に伸びます。

近年、Made in Japanが再注目されてきてはいますが、ローコスト化の為に、生産拠点の海外進出の流れは今後も継続すると思われます。特に、今製造業界ではチャイナプラスワン(China plus one)と言って、チャイナリスク回避の為にASEAN諸国への生産拠点進出に積極的です。

また、自動車業界は南米進出(メキシコなど)を進めており、大手自動車メーカーに追随して部品メーカー、商社なども進出しています。

そんな中、やはり海外の工場で日本品質の製品を生産する為には、日本人が現地で管理する事が求められます。その為、製造業経験者の海外求人は今後も勢いが継続する分野です。

今回は、そんな製造業(メーカー)で実務経験がある方々が海外就職する方法について詳しくご紹介します。

 

日系製造業(メーカー)の海外進出概要

世界の工場だった中国

2000年初頭の中国の対外開放策により、中国へ先進国の企業が続々と進出、特に製造業は低賃金で大量生産を行えるメリットから積極的に中国へ進出し、文字通り【世界の工場】でした。

しかし近年、中国国内の賃金の上昇、対日関係悪化などの政治的な問題などが複雑に絡み、日本の製造業の工場は中国からASEAN地区へ工場を移転したり、メインの生産拠点を東南アジアへ移す動きが加速しています。(俗に言うチャイナプラスワン)

 

今後、製造業は東南アジアへ進出が拡大する

China-plus-1

上記のような中国の諸問題から、現在はどんどん東南アジア圏の労働賃金が安価な国へ生産拠点進出が進んでいます。数年前まではベトナムへの進出が活発でしたがひと段落し、最近はインドが注目されており、海外求人を見てもインドの求人が増加傾向にあります。

 

日系製造業(メーカー)の海外進出状況

現状、メーカーの海外拠点が多い国は何処でしょうか?
JBIC(国際協力銀行)の調査による、海外生産拠点法人が多い国は下記の通りです。

1位:中国
2位:タイ
3位:北米
4位:インドネシア
5位:EU
6位:台湾
7位:ベトナム
8位:インド
9位:マレーシア
10位:韓国
11位:メキシコ

 

日系製造業が今後進出を検討している国

また、製造業各社が今後進出を検討している将来的に有望な国として下記の国が挙がっています。

1位:インドネシア
2位:インド
3位:中国
4位:ベトナム
5位:メキシコ
6位:タイ
7位:フィリピン
8位:ブラジル
9位:北米
10位:ミャンマー

これらのデータから、中国の生産拠点もも引き続き活用していこうという意図が見受けられます。また、今後はインド・インドネシア・ベトナム・メキシコなども進出が加速し、必然的に製造業経験者向けの海外求人案件も増えてくると予想されます。

 

 

海外で必要とされる職種

求人の多い職種

製造業(メーカー)の海外求人で募集される職種やポジションは下記のようなものが多いです。

営業
購買
設計
製造管理・生産管理
品質管理
物流管理
マーケティング・市場調査
その他プロジェクト

過去にメーカーなどで上記のような職種の実務経験がある場合、海外転職を有利に進める事ができます。

 

エンジニア募集と管理職募集の二極化

また、メーカーの海外求人の場合、【専門的な技術の経験】などを求めるエンジニア色の強い求人か、【現地工場や現地法人のマネジメント】を求める管理職の求人案件の2極化傾向にあります。

どちらにしろ、製造業経験者向けの駐在員待遇の海外求人は多く、ハイレベルで高待遇な案件がたくさんあります。

また、製造業の場合、依然中国の工場系の求人も多い為、中国語が少しでも喋れると有利になる傾向があります。

 

求められる技術

エンジニア採用の場合、下記のような技術や経験がある人を募集する海外求人が多いです。現地の工場スタッフへ技術指導ができるレベルだと尚良いです。

樹脂成型、金型設計、電機設計(PLC/制御設計)、樹脂部品塗装、基板アッセンブリ、鍛造 、 電機工事、CAD設計、SMT 、機械加工全般など・・・

求められる経験や技術は求人によって違いますが、専門分野の経験と知識が深ければ深い程、求人とマッチした時の転職成功率はアップします。

 

 

製造業の海外求人の待遇

エキスパート・管理職には高い報酬

メーカーの技術系の海外求人の場合、専門性の高い知識や技術、経験があればある程待遇も良い案件が増えます。

また、海外工場立ち上げ経験等がある人は、工場長候補・現地法人幹部候補として採用される為、駐在員待遇で高収入を狙う事ができます。

製造業経験のある人向けの海外求人を見つけるには、製造業やメーカー経験者専用の転職サイトやエージェントがおススメです。

製造業経験者専用の転職サイトは、求人で求められる技術や経験が非常に細かく設定されている為、自分の経験や技術力を活かせる高待遇の求人に出会うチャンスがアップします。

 

 

海外の製造業求人に強い転職エージェント

製造業(メーカー)での実務経験がある人向けの海外求人は求人も多く、高待遇な場合が多いので非常に人気です。その為、一般的にオープンになっている求人はすぐ募集が埋まってしまいます。

その為、【海外求人が豊富】【非公開求人】が多い転職エージェントから良い海外求人案件を紹介してもらう方法がおススメです。

 

どの転職エージェントを利用すればいい?

転職エージェントや転職サイトはたくさんありますが、海外求人を豊富に取り扱っている以下の2社がおすすめです。

  • Randstad(ランスタッド)
  • リクルートエージェント

ただし、海外転職に強いエージェントでも、それぞれ特徴や強みが違います。

自分の目的や理想に合わせて、最低2つはエージェントを利用する事が海外転職成功のカギ!

 

A:自分のキャリアやスキル、語学を活かしてハイレベルな海外転職をしたい人

【ランスタッド】+【リクルートエージェント】の2社がおすすめ。

>>ランスタッドの詳細はこちらから

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B:職歴は浅くても海外就職に挑戦したい人

【リクルートエージェント】と【キャリトレ】がおすすめです。

リクルートエージェントは、日系駐在求人から現地採用求人まで幅広い海外求人を揃えている為、キャリアアドバイザーと相談しながら自分にあった海外求人を見つけることができます。

キャリトレはビズリーチが提供する、若い世代向けの転職サービス。スマホアプリで簡単に海外就職の求人リサーチができます。

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C:海外求人や英語を生かせる求人を気軽にチェックしたい人

【キャリトレ】がおすすめです。

エージェントではなく、スマホアプリで自分にあった求人を毎日気軽にチェックできます。

若い人向けの求人が中心で、海外求人も職歴が浅くても応募しやすい求人を見つけることができます。

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まとめ

製造業で培ってきたあなたの経験は、きっと海外でも求められる貴重なスキルです。

海外転職に興味がある方は、是非いちど、転職エージェント経由で自分の経験が生かせる好条件の非公開求人をチェックしてみてください!

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