海外で働くサラリーマンには、
今回は、
駐在員として働くメリット
何よりも、お金
給料が比較的高い
なんといっても、駐在員のメリットは【待遇の良さ】です。
お金の面では、確実に日本にいるときよりも楽になります。
高い給料や手当の中にはなれない国で暮らさなければならない【
海外嫌いの人には地獄だと思いますが。
各種手当でかなり優遇される
海外駐在員の場合、
・海外勤務手当
その名の通り、海外駐在そのもに対する手当金です。ここが企業によってかなり手厚い場合と、私が前働いていた会社の様にスズメの涙の場合があり、駐在員の待遇を大きく左右します。
・家族手当
家族も一緒に海外へ帯同する場合、
・住宅手当
基本的には家賃全額負担の企業が多い。というよりも、負担してもらえないと到底住めたものではないです。
例えば、香港の場合
払ってられないです。先進国で働く場合、
・教育手当
お子様も一緒に海外へ帯同する場合、幼稚園、
ちなみに香港でインタースクールの小学校は月に10万円以上かか
・語学習得手当
現地で英会話スクールや現地語のスクールの費用は会社持ちの企業
・危険手当
主に途上国や治安の悪い国に赴任する場合。
例えば上海や香港は危険手当ゼロ円、広州や深センは危険手当あり。という会社が多いです。
・雇用保険や年金を会社が負担
日本を離れて海外で暮らすと、
・税金も会社負担
たいていの駐在員は、
・医療費も海外保険で賄う
海外で働く駐在員の為に企業が医療費負担サービスや海外保険に加
特に日本語通訳がついたり、
・その他
高級マンションに住める、運転手付きの車が与えられる、
ちなみに上海、シンガポールや香港など比較的都会で便利で日本人がたく
キャリアアップ
基本は出世コース
上記でご紹介した各種手当などを見れば、【
もしくは、その人しかできない事を求められていたり。
逆にここで、海外生活によって鬱になり退職されてしまったり、
駐在員として働くデメリット
もちろん、駐在員として働く事はいいことだけではありません。
働く国を選びにくい
海外赴任辞令は基本的にはトップダウンです。
いつ、
私の友人もヨーロッパ転勤に憧れていましたが今はバングラデシュ
いつ戻れるか分からない
海外駐在は3年、5年、7年、
ある程度ちゃんとした企業であれば、
これは、後任の海外駐在員に適任がいなかったり、
つまり、海外勤務経験がある人間は重宝されやすい為、
結局、グローバル化だなんだと日本企業も言ってはいますが、
仕事はハード
本社と現地の板挟み
駐在員たちの間で有名なキーワードがあります。
OKY=おまえが 来て やってみろ! です。
本社は日本ルールをゴリゴリ押し付けてきますし、現地スタッフたちは現地の雰囲気で仕事を進めます。
日本ルールを現地スタッフにごり押しすればスタッフたちの心は離れていきますし、現地の郷に従って仕事をすれば本社からは罵倒の嵐・・・・
日本の本社はその国の雰囲気や気質などわかりませんから結果を出さないといいたい放題言ってきますし数字数字数字!です。
そもそも駐在員には会社も多額の人件費やコストを投資していますので結果を残さないといけないプレッシャーもかなり重たいです。
現地から日本へ助けを求めても全然フォローしてくれなかったりという事も。結局、現地法人と日本の本社に挟まれた駐在員には恐ろしいほどのストレスがかかります。
これは特に駐在員の中でも現地法人のトップとして赴任する方々は必ず悩まれるところだと思います。
現地スタッフの10倍働け
以前私が駐在員として長く働いていた日系企業では、【海外駐在員は日本の社員よりも給料が高いし、もちろん現地スタッフの給料の数倍も貰っているだろ?だから日本の社員の2倍、現地社員の10倍働け】と真顔で言われました。
毎日朝から晩まで働いて、現地の長期休暇は日本に出張して働くような毎日でした。
日本では社畜と揶揄されて騒がれていますが、海外は治外法権です。スーパー社畜マンになる可能性が高いです。
日系企業の海外駐在員になるには?
海外駐在員になる方法は大きく分けて2つあります
1.今いる会社で駐在員に抜擢されるのを待つ
今働いている会社で海外勤務希望を出して駐在員に抜擢されるのを待つ場合、そもそも駐在員になれないこともありますし、行きたい国に行ける保証は全くありません。
どちらかというと語学力などよりも日々の仕事で結果を出し、上司やトップから評価と知名度を上げて、「こいつになら海外を任せられる」と認めてもらうことが重要です。
実際、私が働いていた会社でも海外に駐在員として赴任していく人たちはとても仕事ができてタフな環境でもやっていけそうな人ばかりでした。そして英語を全くしゃべれない人が選ばれることも多かったです。
または、特殊なスキルや専門分野に特化していて、その人が海外に行く必要性が明確な場合です。私は20代でタイへ駐在員として赴任しましたが、もちろん現地法人のトップとかではなくペーペーだし英語もしゃべれませんでした。
私の場合は、あるプロジェクトをタイで立ち上げる時に私の専門分野というか役に立てる機会があったため選ばれました。
今皆さんが働いている会社で海外駐在員を目指すのであれば、出世街道をひた走るか、自分にしかできない専門的なスキルを身に付けることが大切だと思います。
2.海外駐在候補で求人を出している企業へ転職する
もう一つの方法は、海外駐在員要員として求人を出している会社に転職することです。
求人内容と自分の希望がマッチして採用してもらえれば一番効率もよく、思い入れのある国や行きたい国に行けるチャンスが大きいです。
ただし、最初から駐在員として求められている人たちは【マネジメント経験がある人】、【専門的なスキルに特化した人】に対する求人が多いです。
例えば、マネジメント経験があって現地法人のトップのポジションが勤められる人、海外の新興国に工場立ち上げ、技術支援ができる人や、現地の言語や商習慣に精通している人など。
そのため、求人の条件は厳しめで、報酬や与えられるポジションはハイレベルなものが多くなります。
駐在員候補として転職をする場合は、ある程度のスキルや資格があった方が有利に転職活動を進めることができるでしょう。英語のレベルでいうと、TOEIC850点以上でビジネスレベルの英会話ができる など。
もちろん、転職求人によっては英語未経験でも経理の実務経験があればOK。など専門分野の経験があれば英語力不問の求人もありますので一概には言えません。
海外駐在員の求人を見つける方法
転職エージェントを活用する事が一番の近道
海外案件の求人はリクナビNEXTのような普通の転職サイトにもたくさん出ています。しかし、結論を言うと転職エージェントを利用することが一番です。
というのも、駐在員候補の求人は上記で申し上げたように比較的ハイレベルで高収入な募集が多いです。駐在員には多額の人件費やコストがかかります。
企業側としてもより質のいい人を集めたいので、転職エージェントに高いお金を支払い、非公開求人を出すことが非常に多いです。
その為、駐在員として海外で働きたいのであれば転職エージェント経由が一番の近道です。
どの転職エージェントを利用すればいい?
転職エージェントや転職サイトはたくさんありますが、海外求人を豊富に取り扱っている以下の2社がおすすめです。
- Randstad(ランスタッド)
- リクルートエージェント
ただし、海外転職に強いエージェントでも、それぞれ特徴や強みが違います。
自分の目的や理想に合わせて、最低2つはエージェントを利用する事が海外転職成功のカギ!
A:自分のキャリアやスキル、語学を活かしてハイレベルな海外転職をしたい人
【ランスタッド】+【リクルートエージェント】の2社がおすすめ。
B:職歴は浅くても海外就職に挑戦したい人
【リクルートエージェント】と【キャリトレ】がおすすめです。
リクルートエージェントは、日系駐在求人から現地採用求人まで幅広い海外求人を揃えている為、キャリアアドバイザーと相談しながら自分にあった海外求人を見つけることができます。
キャリトレはビズリーチが提供する、若い世代向けの転職サービス。スマホアプリで簡単に海外就職の求人リサーチができます。
C:海外求人や英語を生かせる求人を気軽にチェックしたい人
【キャリトレ】がおすすめです。
エージェントではなく、スマホアプリで自分にあった求人を毎日気軽にチェックできます。
若い人向けの求人が中心で、海外求人も職歴が浅くても応募しやすい求人を見つけることができます。
駐在員の求人を探すなら、ランスタッドとリクルートエージェントに登録して非公開求人を紹介してもらえば間違いありません。
まとめ
日系企業の海外駐在員は、日本で働く事と比べて求められる内容もシビアになり、大変な仕事です。
しかし、その分報酬や手当、待遇は日本で働くよりもかなり良い条件で働ける場合が多いです。
皆さんも、海外就職を目指すなら、是非海外駐在員の求人を転職エージェントから紹介してもらい、チャレンジしてみてください!