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【超まとめ】第二新卒で転職するメリット・デメリットはコレを見ろ!

投稿日:2022年12月4日 更新日:

第二新卒から転職したいけれど、本当に大丈夫なのかが不安という人も多いのではないでしょうか。

新卒で今の会社でしか働いたことがないのですから、本当に自分がほかの会社に転職できるのか、そして活躍できるのかが不安な人は多いでしょう。

でも大丈夫です!第二新卒での転職で成功を目指すなら、企業選びをしっかりとすれば成功できるはずです。

今回は第二新卒で転職するメリットとデメリットについてくわしくご紹介します。

 

第二新卒で転職するメリットとは!?

第二新卒で転職するメリットは多数あります。

新卒の就職活動から就職し、定年まで尽くせるような企業が見つかれば良いのですが、そんなことは滅多にないのが今の時代です。

若年者の離職率はいつの時代も高く、定年を迎えるまでに、ほとんどの人が数回以上の転職を経験するもの。

そして貴重な第二新卒の時期を使い、転職するメリットを列挙させていただきます。

 

環境を完全に変えることができる。

第二新卒が転職活動で享受できる、最も大きなメリットは、未経験職種でも挑戦したいという熱意があれば、内定を勝ち取ることができる点でしょう。

通常の中途採用試験では、なかなか未経験から採用されるケースはありません。

中途採用者は、職種経験者かつ業界経験者が好まれるので、このよう無資格で未経験の業種での採用はなかなか実現できないのです。

つまり未経験でさまざまな職種に転職できるのは、第二新卒だからこそのメリットだといえるでしょう。

ふつうに考えればあり得ないような、業界と職種チェンジができるのが第二新卒。

新しい分野に挑戦する機会が、ほかの誰よりも開かれているのです。

>>第二新卒は未経験の職種にチャレンジするチャンス!?その理由とは?

 

本当にやりたい仕事を探せる!

年齢が進むと、どうしても労働条件などのお金で企業を選ぶようになります。もちろん悪いことではありません。

生活して家族を食べさせていくためや、満足のいく生活を送るためにはお金が絶対に必要です。

ですが労働条件で会社を選べば、どうしても範囲は狭まってきます。

第二新卒の年齢であれば、まだまだ年齢的にやりたいことを選んで挑戦できます。

この年齢の時は、お金よりも情熱を傾けられる仕事を探して就くようにしてください。

これはとても大切なことで、一生懸命にできる仕事に打ち込んでいるうちに、本当にやりたい仕事に辿り着けるでしょう。

お金よりも得ることが多くなるように、充実感を得られる仕事に就けるようにチャレンジすべきです。

あとから仕事力が伸びることで、結果的には収入が爆発的に伸びます。

 

まだ新しい環境への適応力がある!

新しい環境に飛び込んだ時、30歳を越えると適応拒否を起こす方がとても多いです。

第二新卒はこの拒否反応を起こす人がほとんどいません。むしろ積極的に溶け込もうとします。

これは大きな武器になります。

周囲に積極的に溶け込めるということは、若い人材の最大の魅力であり、第二新卒の転職者自身にとっても大きなメリットです。

どんな企業に就職するのかも大切ですが、どんな人に出会うのかの方が大切です。

色んな人に出会うことで、広い世界を見られる点も、社会人として成長するためには必要でしょう。

たくさんの人材と交流できれば、仕事の幅も見る目も広がりが出ます。

 

スキルアップできる!

第二新卒で転職すると経験職種だけではなく、未経験職種でも自然にスキルアップします。

環境が変われば仕事のやり方も変わりますし、在籍している人の質も変わるもの。

経験者・未経験者に関係なく、仕事のスキルアップのために尽力することになります。

圧倒的な変化の中で仕事を進めていくことになるので、ほぼ確実に転職先の新卒社員よりも、仕事自体のスキルは高くなるでしょう。

前職でのノウハウを活かしつつも、新しい職場での作法も頭の中に入れて仕事をすることは、とても大きなストレスとなります。

ですがこのストレスは成長のためには、必要不可欠なものです。

転職するとだれもが抱えるストレスなのですが、第二新卒の段階では順応性が高く、早くなじむことができるでしょう。

葛藤を乗り越えた先に、本当のプロとしての自分に出会えます。

 

第二新卒の方が出世が新卒よりも早い!?

あまり知られていない事実ですが、新卒者よりも第二新卒の方が役職に就く傾向にあります。

第二新卒はある意味、会社からの保護がありません。

新卒社員は大切に育てようと考えて、会社は少しずつ仕事を振る傾向にありますので、重要な仕事が回ってくるのが遅いのです。

重要な仕事は責任を問われますし、ルーチンワークばかりこなしているうちは、仕事自体に評価が付きません。

だれにでもできる仕事は、評価基準が明確すぎて人事考課においては地味です。

ですが第二新卒には、前職での経験から期待をされ、厳しい仕事が優先的に回ってくる傾向にあります。

かんたんな仕事をしているうちは、会社からは評価されません。

むずかしくても逃げられないような仕事を任されてこそ出世する道が開けるものです。

その瞬間はとても苦しいものですが、乗り越えれば乗り越えた分だけあとで楽になります。

第二新卒で転職すれば、若いうちに役職について、同年代よりも年収を多くもらえることにもつながるでしょう。

先に苦労する方が、あとで苦労するよりも実りは大きいものです。

 

大企業に入れる最後の逆転チャンスが第二新卒!

第二新卒であれば、中小企業からでも大企業に転職できます。

ただし中小企業出身者は第二新卒採用を逃すと滅多なことではもう大企業には転職できません。

前職が上場しているような大企業出身者は、第二新卒枠以外の中途採用枠で30歳目前であれば転職できます。

ですが中小企業から大企業への転職は、第二新卒を逃せば滅多に巡ってこないのが現実です。

日系企業で大企業の人事担当者に、年配者が多いというのも原因ですが「大企業出身者はその組織風土に慣れているからこそ採用しやすい」という考えを持っていることもあるでしょう。

内定決裁権を持っている人たちが、そのような考え方をしているので、中小企業出身者は大企業の面接で不利になります。

ですが第二新卒の場合は、この企業規模に関わらずフィルタリングされにくいのです。

なぜなら第二新卒であれば前職の経験だけでなく、これからの将来性で選考を受けられるからです。

こんなチャンスは第二新卒を逃すとなかなか巡ってこないでしょう。

>>第二新卒で大手企業に転職できる?大手と中小どっちを狙うべき?

 

 

第二新卒で転職するデメリットとは?

第二新卒で転職するデメリットを考えみましょう。第二新卒で転職した人のほとんどが抱えている悩みです。

企業規模や仕事内容がハードで、大変などのさまざまな現実が待っています。

 

仕事が予想以上に厳しい!

第二新卒という建前で採用されたため、新卒と同様の扱いされるのかと思いきや、中途採用者と同じ扱いを受けることもあります。

でもこれはごくふつうでしょう。入社はしやすくても、原則としては中途採用者と何も変わりません。

企業によって扱いは変わりますが、中小企業規模では残念ながら、第二新卒という建前で採用されても新卒者のような研修などないのです。

大企業であれば、採用後に新卒と一緒に研修を受けさせる企業もありますが、これもごく稀なこと。

転職するのに甘い考えではいけません。第二新卒であっても、周りのすべての人が平等の扱いなのは当たり前です。

また有名大学などを出ていると、過度な期待をされてしまい「これなら新卒で入社した会社で。のんびりとしておけばよかった」と思う第二新卒転職組も少なくありません。

 

大企業から中小企業・ベンチャーへいくとカルチャーショックが大きい

大企業では、なんでもかんでも先輩が仕事を手伝ってくれたり、取引先の人の態度も違います。

とても優しくしてくれますし、大手だからという理由で、面倒でだれもやりたがらない仕事でも、たくさんの人がサポートしてくれるでしょう。

本来であれば自分の担当であるはずの仕事まで、代わりにやってもらえることもあるでしょう。

それはあなたが大企業の従業員だからという理由だけです。

規模に関係なく一般的な企業やベンチャーでは、そのような習慣はいっさいありません。

むしろ自分以外の仕事まで悠々とこなしてこそ評価されるものです。

基本的に取引先の態度は、メリットがなければ冷たいものでしょう。

ですがそれが本当のあなたの実力なのです。

このギャップに耐えきれずに辞めていく大企業出身の第二新卒者は多いと聞きます。

とくにベンチャー企業などは、社長の夢を叶えるためにたくさんの汚れ仕事もしなければならないでしょう。

会社の取引先からも軽い扱いを受けてショックを受けている上に、社長の高圧的な態度に嫌気がさす人もいるでしょう。

ですがそれが世の中の90%以上の職場の姿なのです。

はじめからこのような厳しい社会人の世界へ飛び込んだ人なら、まったく問題ないでしょう。

反対に最大手の大企業からスタートした人には、少し厳しい世界には見えますが、それがふつうです。

 

企業によっては第二新卒者を色眼鏡で見る人もいる。

「短い期間で会社を辞める人材は信用しない」と考えている管理職もまだまだいます。

これは第二新卒採用を行う企業の人事部が、第二新卒の採用意味を説明できていない場合に起こるのですが、大企業では中途採用者などがほとんどいないため、ありがちでしょう。

ですが3年未満で仕事を辞める人は、その後も3年未満で転職を繰り返す傾向があるといわれていることから、このような考えを持つ人がいるのも仕方ないのかもしれません。

その偏見を打ち破るのは、あなた自身がそうでないことを証明する以外にありません。

このように中途採用者へ偏見ばかり持っている人がいるということです。

これは受け入れ側の企業の問題なので、そこまで気にする必要はありませんが、短期間で転職を繰り返す人にはならないように注意してください。

 

これまでのレールから外れる

第二新卒といえども中途採用扱いになります。

具体的にいうのなら、雇用管理システムではっきりと区別されます。

大企業になるほど、新卒採用者と中途採用者の間で区別される風習が今でもあるのです。

新卒採用者は、社内の評価システムで定年までの待遇を受けられますが、中途採用者はそのような配慮はありません。

そのため新卒者とは違い、実力でライバルたちと勝負することになります。

新卒採用は敷かれたレールの上を走っていくのに対して、第二新卒は社内で生き残りをかけて戦わなければならないのです。

 

 

第二新卒の転職はメリットの方が大きい!

第二新卒の転職は失敗談や成功談までいろいろ聞かれますが、どちらかといえばメリットの方が大きいです。

なぜなら第二新卒なら異業種への転職も比較的容易ですし、活躍次第で新卒者よりも早く出世しやすいから。

もちろんデメリットも存在しますが、そこを加味してもメリットがはるかに上回るため、今迷っているのならチャンスなのではないでしょうか。

やらない後悔よりも、やってから後悔する方がずっといい経験になるもの。

迷っているなら、今始めるべきでしょう。

 

第二新卒から転職するなら転職エージェントを活用するべき

第二新卒で転職に成功するためには、転職エージェントを積極的に活用しましょう。

そもそも第二新卒の求人はオープンにされることが少ないので、優良企業ほど転職エージェントに求人掲載依頼を行います。

優良企業が転職サイトやハローワークで求人を行うと、対応しきれないほどの転職希望者が殺到します。

その中からあなたを見つけてもらうのはきっとむずかしくなるでしょう。そのため転職エージェントにお願いする方が得策です。

また転職エージェントには、第二新卒に特化した会社もあり、かなりしっかりとしたサポートを用意してくれます。

面接対策なども行ってくれますのでとても便利です。

優秀な転職エージェントほど企業の細かい情報を把握しており、人事担当者の元へ積極的に足を運ぼうとしますので、求人に対するアドバイスも適格です。

転職エージェントを活用する事で、第二新卒の転職で失敗しないようにしましょう!

第二新卒の方にオススメの転職エージェントは、下記の記事でくわしくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

>>【3社だけでOK!】第二新卒の転職活動で使うべき転職エージェント

 

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