女性の社会進出がうたわれているのにも関わらず、実際には転職が厳しいのはなぜでしょうか?
また第二新卒である女性の転職は、さらに厳しさが増している状況だといわれています。仕事もキャリアも恋愛も結婚も手に入れたいと思うのは欲張りなのでしょうか?
いいえ、自分のやりたいことをしながら、キャリアアップできる仕事に見つければ良いんです!!
この記事では、第二新卒の女性が転職する場合の、キーとなるポイントに注目しながら考えてみましょう。
目次
女性が転職を成功させるためには第二新卒の時期が大切!
たくさんの就活をして、やっとのことで勝ち取った内定ですが、働いてみると「なんか違った」と思うのは、だれにでもあることでしょう。
これは女性でも男性でも、だれにでもあることです。
そもそも社会人に対して、思い描いていた理想と現実が違うことにも理由がありますが、おそらく本当にやりたい仕事を選んでいないことが原因なのではないでしょうか。
とくに大卒から新卒として入社すると、転職すること自体を周りから反対されるため、本当にやりたいと思っていた仕事に就くことに後ろめたさもあるでしょう。
仕事に疑問を持ちながらも、今の職場の仲間とも打ち解けてきたころで、なかなか決められないというのが本音ではないでしょうか。
ですが今後、転職をかならずしたいと思っているのでは、第二新卒を逃してしまってはもったいないといえます。
女性にやさしい世の中になりつつありますが、それでも出産後に心機一転新しい職場で…なんてことはまず叶いません。
それなら第二新卒の間に、転職しておくべきでしょう。実際に第二新卒と呼ばれる時期を過ぎると、今よりよい条件で転職できることは稀です。
たしかに仲間は大切ですが、自分の人生は自分で決めるべき。
そしてそれが叶うのが第二新卒の時期なのです。
自己成長のビジョンが見えていないなら第二新卒のうちに転職を
だれもがよりよい生活のため、幸せになるために働いています。
それぞれの夢や理想が違っても、みんなが目的のためにがんばっているのです
ですが今のこの瞬間は二度と戻ってきません。
自分のキャリアに不満があるのなら、自分の成長がこれ以上見えないのなら、おそらくそれが転職するべきタイミングなのでしょう。
今の時間を有効活用しなければ、一分一秒とチャンスの時間は減るものです。
転職という言葉が身近になってきた昨今では、「辛くても一つの会社で三年は我慢すべき」なんていう考え方はもう古いです。
自分にとってプラスになれない会社であれば、若いうちに転職も視野に入れてみましょう。
第二新卒の転職…女性が考えるべきことは?!
ひとことに転職といっても、転職のきっかけにはさまざまな理由があるでしょう。
- 今の会社が自分に合わない
- キャリアアップのため
- 給与アップのため
こんな理由が代表的かもしれませんね。
でも今よりもよい待遇を得るために、転職を決意するのはみんな同じです。
給料をたくさんもらえることや、産休や育休がきっちり取れる、よい待遇の会社へ移り、自分の人生をよりよいものしなければなりません。
とくに女性は、まだまだ会社での立ち位置が強いとはいえないことから、なおさら可能性のあるうちに行動したいところですよね。
ここからは、第二新卒の女性が転職するときに、考えておきたポイントについてご紹介します。
第二新卒で転職するメリット
第二新卒の転職は、新卒と中途採用とは求められるものがまったく違います。
新卒はやる気や考え方を見るのに対し、中途採用は能力やキャリアが採用基準です。いわゆる即戦力を求められるというわけです。
でも第二新卒の人に求められることは、基本的なビジネスマナーを習得していながらも、新しいことを吸収できる若さです。
企業が求めている第二新卒の転職者は「新入社員研修が終わった新卒社員」というイメージを持ってもらうとよいでしょう。
これからどんな仕事にでも柔軟に対応できる期待があるため、未経験者歓迎の求人もかなり多いのです。
女性が第二新卒で転職するためのポイント
女性が第二新卒から転職をするのであれば、掘り下げて考えておきたいポイントはつぎの3つです。
どれも大切なことなので、転職を考えているのなら、ゆっくりと時間をかけて考えてみてください。
ポイント①将来のライフプランを明確にしよう
将来的に目標を達成するかは別として「3年後・5年後・10年後にどうなっていたいか」というライフプランを立ててみましょう。
- 本当にやりたい仕事
- 転職までにしないといけないこと
- 転職のためのアクション
- 結婚したい年齢
- 子どもが生まれる年齢
- 職場復帰する年齢
ごくありきたりですが、これが明確になっていれば、転職をするかどうかを含めて、これからの人生が変わります。
ライフプランができれば、あとはどうすれば実現できるかを考え、そのとおりに行動するだけなんです。
ポイント②ライフプランをベースに転職先を探す
ライフプランが決まれば、あなたが求めるものがはっきりしますよね。
結婚や子育てを考えているなら、福利厚生が手厚い企業を優先しましょう。
キャリアアップを優先するならば、仕事のステップアップができそうな企業がいいかもしれません。
もしかすると、どちらもかなう会社も見つかるかもしれませんね。
ポイント③自分についてもっと知ろう
ライフプランどおりに生きるためにも、転職に成功するためにも、自分について知ることは大切です。
これまでも考えてきたとは思いますが、自分の気質や好きなこと、優先したいことなど、すべては自分の心の中にあるもの。
人の目を考えずに、自分の素直な気持ちや衝動を書き起こしてみてください。
自分を探すために、遠くを旅する必要なんてありません。
今ここにいる「私」が自分ですし、「私」と静かに向き合えば、それだけでもっと自分のことを理解できるはずです。
女性も男性も同じ!新卒と第二新卒の違いを知ろう
転職活動をするときには、まず履歴書の送付をし、書類選考に合格すれば、一次二次と面接が始まります。
これは新卒の時と同じですね。ですが決定的に異なるのが面接中の質問です。
新卒の就職活動での面接内容をよく思い出してみてください。
部活やサークルでがんばったこと、自分の学生時代について主に聞かれましたよね?
第二新卒ではそんなことは問われません。その代わりに、退職理由(転職理由)や志望動機、自分が会社にどう貢献できるかについて聞かれます。
面接官もあなたが不満があるから転職していることを、理解したうえで本音を知ろうとするのです。
第二新卒の転職は【転職理由】と【志望動機】を、できるだけ論理的に、そして正当性を持たせるために、考えぬくことが転職成功のポイントだといえます。
あなたが面接担当なら、どんな人なら採用したいか、を考え抜いてみてください。
女性が第二新卒から内定をもらうためには転職エージェントがオススメ
第二新卒向けの募集を求人サイトで探して、履歴書を書いて、面接での質疑応答の下準備…仕事しながら転職活動を自力で継続するのはとても大変ですよね。
そこで仕事を一手に引き受けてくれる、転職エージェントのサポートを受けることをオススメします。
もちろん転職エージェントにお金を払う必要はなく、あなたの希望を伝えて、エージェント経由で志望をするだけです。
企業は転職エージェントをとおした採用に力を入れているため、ほかの求人媒体よりも有利だといえます。
多くの企業を知り尽くす転職エージェントはすごい
転職エージェントと聞くと、なかなか想像がつきづらいかもしれませんね。
実際のところ転職エージェントとは、企業が行っている、就職したい人と会社をマッチングしてくれるサービスのこと。
あなたの細かな情報や希望をベースに、最適な企業をいっしょになって考えてくれ、企業に売り込みまでしてくれます。
第二新卒の求職者の強い味方になってくれる存在なのです。
転職に関してのプロですので、今からアクションを起こしたい方にぴったりの仕事や案件を持ってきてくれます。
また第二新卒の女性に限定した転職エージェントもあるので、より安心して女性特有の悩みを相談できることでしょう。
何よりも転職エージェントの担当者は、こちらの履歴書もチェックしてくれますし、希望の職種での求人があれば一番に知らせてくれます。
企業との面接のとりつけから、面接で聞かれる質疑応答の対策まで、すべて教えてくれるのです。
さらに担当者が、希望企業にこちらの強みをプッシュしてくれますので、面接でうまくしゃべれなかった人でも挽回のチャンスができます。
また転職エージェントの担当者は換えてもらうことも可能です。女性の担当者が良い、もっと他の担当者の意見が聞きたいと思うなら、遠慮なく伝えましょう。
自分が信頼する担当者といっしょに転職活動するだけで、採用率はグッと上がります。
まとめ
第二新卒の女性でも希望の仕事につくことは十分にできます。
どんなに女性が社会に進出していても、女性の転職は難しいものです。とくに事務系はほぼ派遣社員に取って代わられ、正社員での採用が減っているのが事実。
ですが企業は会社に貢献してくれる若い正社員を求めているのも事実でしょう。
まだまだ新しいことにチャレンジできる第二新卒の女性だからこそ、自分のライフプランを見直し、活躍できる会社を探してみて下さい。
転職エージェントを味方にして、自分が夢中になれる仕事に就き、素敵な社会人ライフを満喫しましょう。
第二新卒の転職活動はエージェント選びがカギ!
第二新卒の皆さんが転職活動をする際に、大手の一般的な転職エージェントでは良い求人に出会えるチャンスが少ないです。
第二新卒や20代専門の転職エージェントを利用することが、転職成功の近道でしょう。
タイプ別に登録すべき転職サービスがあるため、あなたに合った転職支援サービスを活用してください。